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眠れる森 第3話

眠れる森 第3話

実那子が引越してきた新居のマンション。その向かいのアパートに直季も引越してきた。「こんなところで何をしているの」と問いつめる実那子に「何処に住もうと勝手だろ」と直季。輝一郎に相談せず、自分一人の力で解決することを決意する実那子だった。輝一郎は文化事業局、武藤部長に呼ばれる。輝一郎が九条物産の絵画を、会社側にも内密に不正取り引きしている、という内容の中傷記事が週刊誌に掲載されるらしい。さらに武藤は「上司の娘を捨てて純愛を貫いた濱崎輝一郎に拍手を」というファクスを見せた。武藤は自分の娘のことを書かれたファクスが会社中に出回っていることを激怒していた。結婚式が終わった頃、武藤は輝一郎に海外勤務の辞令を言い渡そうとしていた。結婚式の招待状リストを作る実那子と輝一郎。実那子は輝一郎が会社の上司を一切招待していないことを心配する。「もしかしたら私たち、みんなに祝福されていないんじゃないかな」輝一郎は会社であったことを実那子に打ち明ける。実那子は輝一郎が帰った後、直季のアパートへ。週刊誌に輝一郎のことを密告したのはあなたでしょう、あなたの目的は何?と突きつけると直季は「愛だよ、愛」と答える。直季の真の目的が分からない実那子は憤懣やるかたない思いだ。実那子が帰った直季の部屋に敬太が訪れる。国府の足取りはぷっつり途絶えてしまったようだ。翌朝、実那子は通勤の道でまたもや直季に出会う。「薄気味悪いけど引きずられるものを俺に感じているから、婚約者に俺のことを話せないんだろう」と言う直季に「自惚れないで」と足早に去る実那子。オーキッドスクエアにまた大量発注があった。いたずらかどうか確かめてきてくれと、実那子は配達員と共に送り出される。注文は本当だった。上品な中年の婦人が出てきて、高校で教師をしていたときの教え子が毎年、誕生日にプレゼントを送ってきてくれるのだと言う。そこに突然、直季が現れる。中年の婦人は直季が所属していた陸上部の顧問だった。直季の意外な一面を垣間見る実那子。

#邦画

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