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相棒15 第7

相棒15 第7

世田谷西署の管轄内で誘拐事件が発生。行方が分からなくなっていた小学生の男の子2人の内の一人、翔太(黒澤宏貴)が遺体で発見された。捜査に潜り込もうと捜査本部にやってきた右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、署で遺体を確認し、茫然自失のまま帰路についた翔太の母・美奈子(安達祐実)の姿を見かける。特命係を捜査から遠ざけたい伊丹(川原和久)は、美奈子を自宅まで送るよう頼むが、右京はその役割を亘に任せ、自分は本部に足を向ける。青木(浅利陽介)の機転で本部に潜り込んだ右京は、青木から事件の概要を聞く。誘拐されたのは、広斗(寺内勇貴)という小学生で、犯人から両親に3億円を要求する電話が掛かってきたという。それから10時間後の朝、翔太の遺体が発見されたのだが、本部では犯人の目的は家庭が裕福な広斗だけで、翔太は巻き込まれただけと見ていた。一方、帰宅途中の美奈子に追いついた亘は、彼女が不意に一人で笑い声をあげている姿を目撃。さらに、アパートまで送っていくと、部屋に入った彼女が子供と話している声が聞こえる。翔太と2人暮らしだったはずなのに、なぜ? その頃、本部には犯人から身代金の受け渡し方法を知らせる電話が掛かってきていた。本部では、いったん犯人に身代金を受け取らせ、尾行してアジトを突き止めるという方針を決定。翌日、本部は身代金を指示された場所へ運ぶ広斗の母・有里(木下あゆ美)の周囲に万全の体制を敷き、受け渡しの時に備えていた。そんな中、右京は犯人の行動にある疑念を抱いていた。

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